ウノハナ

(卯の花)

ユキノシタ科の落葉低木

ウツギのほうが一般的な名前のようです。この時期山を歩くとよく似た花がいっぱいあり、人によっては、みなウノハナになるようです。2006年5月、住職は鈴鹿市の佐々木信綱記念館へ行って、この花が確かにウノハナということを確認してきました。卯の花のにおう垣根にホトトギスはやもき鳴きてと歌われていますが、卯の花が咲き終わった5月下旬、大蓮寺境内でホトトギスの声を聞きました。


アヤメ

アヤメ科の多年草

池を作るときに造園業者さんに20株ほど植えてもらいました。菖蒲より
一足早く5月中頃から咲き始めます。この写真はまだ植えてから1年目
なので花も小さめです。


ハコネウツギ

スイカズラ科の落葉低木

今から4年ほど前でしょうか、母のつきそいである病院へ行ったとき駐車場のフェンスにもたれかかるようにこの花が咲いているのを見つけました。母にこの花がハコネウツギと教えてもらい、以来あちこち探しましたがなかなか見つけられませんでした。昨年造園業者さんに頼んで取り寄せてもらいました。「行儀の悪い木やな」と笑われましたが、初夏の訪れと共にさわやかな3色の花を(白い花が、だんだんピンクから紫に変化し、3色混ざっているように見えます。)咲かせてくれて大満足。私の大好きな初夏の花です。ツツジが終わった5月中頃から、あじさいや菖蒲の咲きはじめる6月までの花の少ない時期にさわやかに境内を彩ってくれます。


サツキ

(皐月)ツツジ科の常緑低木

5月の末頃からツツジに代わって咲き始めます。
写真のサツキは先代住職が植えた2色の花が
同じ株に咲く種です。赤と白、赤とピンクが混ざ
り合って咲いてとてもきれいです。石垣の間にも
いっぱい植え込まれていて、全部で何株有るの
か、数え切れません。

ハナショウブ

(花菖蒲)アヤメ科の多年草

住職の大好きな花の一つです。以前にも何度か植えたことがありますが、土壌との相性が悪いらしく、うまくいきませんでした。池を造成する折りに菖蒲の花壇を造り、田の土に砂を混ぜ、給水も工夫しました。そのかいあってか、約50株の菖蒲は冬を越して、この春4〜5倍に増え、見事な花を咲かせてくれました。



アマチャ

(甘茶) ユキノシタ科の落葉低木

野生のあじさいとよく似た可愛い花をつけます。真の部分はプラスチック
で出来てるような透明で、きらきらしています。この葉で甘茶が出来るの、
ですが4月8日の花祭りの折りにはたくさんの葉が必要で、とてもまかな
い切れません。この木はもっぱら観賞用です。


<花菖蒲園全景>

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